バイクを売るときの保険の解約

バイクを売るときの保険の解約方法です。
ここでいう保険とは自賠責保険の事。
この他に任意保険というものがありまして、任意保険とは自賠責保険では対応できないことを補償してくれる保険の事を指します。
任意保険については文字通り「任意」なので加入するかしないかは自由。
入っていない方ももちろんいるかと思いますので、ここで言うところの「バイクを売るときの保険の解約」については「自賠責保険」の解約のことを指しまして、これについて話を進めていこうと思います。

バイクを売るときの自賠責保険の解約

バイクを売るときの自賠責保険の解約についてです。
一般的にバイクを売るときには自賠責保険もセットで売ることが多いです。
自賠責保険はバイク本体にかけられたものなので、所有者が変わっても満期を迎えるまでは保険自体は有効です。

 

ですが自賠責保険を解約してからバイクを売る、といったことももちろんできます。
解約方法は、自賠責保険に加入している保険会社のサポートディスクや営業所に連絡して手続きします。

 

保険会社に自賠責保険を解約したいことを伝えると、解約申込書が届きますからそれに必要事項を記入して送り返すといった流れになります。

 

自賠責保険の満期まで1か月以上残っているのであれば、掛け金の払い戻しも受けることができます。

 

ただし、単純に掛金を月割りした金額が戻ってくるわけではありません。
保険会社にもよりますが、大体月割りした金額の半分程度しか戻ってきません。

 

具体的な例を出します。

例えば原付バイクを36か月契約していた場合、バイクの自賠責保険の保険料は12,410円です。

 

原付バイクを2年間乗って、満期まで1年を残した状態で売った場合、
12,410円÷36ヶ月≒344円
つまり、1ヶ月で344円の保険料ということですね。

 

残りの1年分の保険料としては
344円×12ヶ月=4,128円
ということになり、4,128円分の保険が残っている状態です。

 

自賠責保険を解約すると、この金額がそのまま戻ってくるのではなく、この金額の半分位(約2,000円)が戻ってくる感じです。※大体の目安です

 

自賠責保険の残りの年数が1年間あったとしても、2,000円ほどしか戻ってきません。

 

これを安いか高いかは個人の判断にゆだねますが、これくらいの金額をわざわざ保険会社に連絡して手続きするくらいなら、自賠責保険分もバイクの査定に上乗せしてもらったほうがよほど簡単だと思いますがどうでしょうか?

 

「いやいや、ほんとに査定金額に反映されているのかわからないから」
と思うのであれば、手続きしてもいいかと思いますが。。。

 

僕だったら面倒なのでしませんけど。(^^;)

 

管理人からのコメント

原付バイクなどは排気量の大きなバイクや車と違って車両本体が小型で非力なので、任意保険まではかけていない人も結構いるそうです。
ですが、原付バイクとはいえスピードも結構でますから、事故を起こすと自分も大けがしますし、歩行者に接触すれば相手にも大きなケガを負わせます。
自賠責保険に入っているから大丈夫と安易に考えず、任意保険も必ず入っておきましょう。

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