バイクを売る時の自賠責保険

バイクを売るときの自賠責保険はどうなるの?

バイクを売る場合、自賠責保険もバイクと一緒に売ることになります。

なぜなら自賠責保険はバイク本体にかけられているからです。
ナンバープレートが付いた状態で売却するときは、自賠責保険とセットで売らなければいけません。

 

ではナンバープレートを返納してバイクを廃車にしている場合、自賠責保険はどうなる?

この場合は保険を解約して掛け金を払い戻しすることができます。

ただし払い戻し金額は1か月単位で算出しますので、保険が掛けられている残りの期間が1か月に満たない場合は払い戻しの適用を受けられません。

バイクの自賠責保険証↓

 

もしも、バイクを廃車にしてナンバープレートを返納し、自賠責保険の残りの期間が1か月以上あるときは解約の申し出をすると幾らかの金額が戻ってきます。
とはいえ払い戻し金額も加入している保険会社によって計算方法が違いますので一概には言えませんが、非常に少ないです。
掛け金を月割した金額の半分以下だと思っていた方がいいです。

 

払い戻し金額の例
原付バイクの自賠責保険を2年契約していた場合
2年間の掛け金9,870円÷24か月=411円
1か月あたりの掛け金411円。
保険の残り期間が8か月ある場合、
411円X8か月=3,288円
この金額の半分以下程度が返金されます。
つまり1,500円程度。

※おおよその目安です。

 

ですが、いくら少ないとはいえ、何も手続きしないのであればお金は戻ってきません。
解約手続きせずにそのまま放置しておけば、保険期間が満了してそのまま解約となります。

 

なので少しでもいいから払い戻しをしたいのであれば、解約手続きをした方がいいと思います。

 

バイクを廃車にした後の自賠責保険の払い戻し

バイクの自賠責保険の解約及び掛け金の払い戻しは、加入している保険会社の営業店またはサポートデスクで手続きします。

 

サポートデスクに電話した場合、自宅に解約申込書が自宅に届きますから、申し込み用紙に記入して必要な書類を郵送すれば解約できます。
その後、指定した口座に払い戻し金が振り込まれます。

 

※バイクを廃車(抹消)していないと自賠責保険の解約はできません。

 

バイクの自賠責保険解約手続きに必要なもの

・自賠責保険証明書
・保険契約者の印鑑
・ ステッカー(保険標章)(車検のないバイク・原動機付自転車の場合)
・本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
・バイクを廃車したことがわかる書類(廃車証明書、標識返納証明書、軽自動車届出済証返納証、自動車検査証返納証明書など)
・振込先の口座内容

以上のものを用意できれば自賠責保険の解約、払い戻し手続きができます。
詳しくは各保険会社により違いますので各社のホームページで確認するか、またはサポートに連絡してみるといいでしょう。

 

参考までに大手保険会社のホームページを載せておきます。

 

三井住友海上
損保ジャパン日本興亜
あいおいニッセイ同和損保
朝日火災海上保険
東京海上日動
共栄火災
大同火災
日新火災海上
富士火災
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