軽二輪（126cc～250cc）バイクの名義変更
軽二輪（126cc～250cc）バイクの名義変更の手続き方法です。
名義変更手続きをする人はバイクを買った人が行う場合を想定しています。
名義変更の手続きをするところは、市区町村の役所ではなく、バイクを買った人の住所を管轄する運輸支局です。
どの運輸支局が管理しているのか調べるにはこちら
バイクを買った人が売った人と同一県内（同一の運輸支局管轄内）に住んでいるかどうかで手続きに必要な書類は多少違ってきます。
ややこしそうな書類が沢山登場してきますが、それぞれの書類について意味を理解しておけば、そんなに難しいものではありません。
軽二輪バイクの名義変更手続きに登場する書類
・軽自動車届出済証とは
ナンバープレートを交付した時にもらっている書類です。
・軽自動車届出済証記入申請書とは
登録するバイクと売った人、買った人を明確にする書類です。
・軽自動車税申告書とは
税金を申告する書類です。
・軽自動車届出済証返納届とは
今あるナンバープレートを返納する書類です。
・軽自動車届出書とは
新規ナンバープレートを登録する書類です。
・自賠責保険証（自動車損害賠償責任保険証明書）とは
公道を走るために必要な保険。強制的に入らなければいけませんので、強制保険という人もいます。加入していないと道路交通法違反となります。
それでは軽二輪バイクの名義変更の手続き方法を順を追って整理してみます。
同一管轄内の名義変更（売る人も買う人も同一管轄内の場合）
同一管轄内での名義変更の場合はナンバープレートをそのままにするか、または新しく取得するかで必要な書類は違います。
ナンバーを変更するには、今のナンバープレートを一旦廃車申請し、新しくナンバープレートを発行するといった手続きが必要です。
その場合、ナンバープレート代として600円ほど必要です。
ナンバープレートを変更したい場合は
違う管轄での名義変更（売る人と買う人が違う管轄内での場合）
を参照してください。
軽二輪（126cc～250cc）バイクの名義変更の流れ/同一管轄内
バイクを売る人が名義変更に必要なものを用意します。
・軽自動車届出済証
・印鑑（認印でOK）
・（自賠責保険証/期限が残っていれば）
↓
これらのものを買った人に渡す。
↓
バイクを買った人が自分の住民票を入手します。
↓
自賠責保険が切れていれば、バイクを買った人が新しく加入します。
（近くのバイク屋で入れます）
↓
バイクを買った人がこれらの書類
・軽自動車届出済証
・印鑑（売った人と勝った人両方が必要/認印でOK）
・自賠責保険証（期限のあるもの）
・住民票
を持って住んでいる地域を管轄する運輸支局に行く。
↓
とりあえず窓口で「軽二輪の名義変更をしたい」と聞いてみる。
↓
用紙販売書で必要な書類を購入。
（軽自動車届出済証記入申請書）
↓
軽自動車税申告書をもらう（税窓口でもらえます）。
↓
書類に必要事項を記入、押印。
↓
書類提出。
↓
新しい軽自動車届出済証が発行。
↓
名義変更完了。
違う管轄での名義変更（売る人と買う人が違う管轄内での場合）
バイクを買った人が今のナンバーと違う運輸支局で名義変更する場合、現ナンバープレートを廃車して、新しくナンバープレートを取得という流れになります。
同一管轄内でナンバープレートを変更する場合もこちらの流れになります。
軽二輪（126cc～250cc）バイクの名義変更の流れ/不同管轄内
バイクを売る人が名義変更に必要なものを用意します。
・軽自動車届出済証
・印鑑（認印でOK）
・ナンバープレート
・（自賠責保険証/期限が残っていれば）
↓
これらのものを買った人に渡す。
↓
バイクを買った人が住民票を入手します。
↓
自賠責保険が切れていれば、バイクを買った人が新しく加入します。
（近くのバイク屋で入れます）
↓
バイクを買った人がこれらの書類
・軽自動車届出済証
・印鑑（売った人と勝った人両方が必要/認印でOK）
・ナンバープレート
・譲渡証明書
※譲渡証明書のダウンロードはこちら
※譲渡証明書の記入例はこちら
・自賠責保険証（期限のあるもの）
・住民票
を持って住んでいる地域を管轄する運輸支局に行く。
↓
とりあえず窓口で「軽二輪の名義変更をしたい」と聞いてみる。
↓
用紙販売書で必要な書類を購入。
・軽自動車届出済証返納届
・軽自動車届出書
・（軽自動車届出済証記入申請書）同一管轄内でナンバープレートを変える場合
↓
軽自動車税申告書をもらう（税窓口でもらえます）。
↓
書類に必要事項を記入、押印。
↓
書類提出（ナンバープレートも返納）。
↓
新しい軽自動車届出済証が発行。
新しいナンバープレート取得。
↓
名義変更完了。
ナンバープレート代として600円ほど必要です。
まずは出かける前に名義変更する運輸支局に電話で確認してみるといいでしょう。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000034.html
